『False Hero』の1周目を、寄り道や探索をしっかり行いながら約13時間でクリアしました。
以前公開した約5時間時点のレビューでは9/10と高く評価していましたが、最後までプレイした現在も評価は変わらず、9/10です。
後半になると敵やボスの難易度が上がり、10回以上リトライする場面もありました。それでも、敵の攻撃を見極めて回避し、戦闘技を組み合わせて反撃する面白さは最後まで続きました。
また、1周目で全30種類の戦闘技を習得でき、クリア後には「強くてニューゲーム」も解放されました。
この記事では、約13時間遊んで分かった後半の難易度、実際によく使った戦闘技、2周目の引き継ぎ要素などを紹介します。
※1周目クリアまでの実プレイレビューです。ゲームシステムや一部ボスについて触れていますが、ストーリーの結末に関する重大なネタバレは避けています。
False Heroは約13時間でクリア|最終評価は9/10
筆者は寄り道や探索をしっかり行いながらプレイし、約13時間で1周目をクリアしました。
クリア時間は探索の進め方やボス戦でのリトライ回数によって変わると思いますが、個人的にはちょうどよいボリュームでした。
途中で飽きることもなく、最後まで楽しんでプレイできています。
| 項目 | 1周目クリア時の評価 |
|---|---|
| クリア時間 | 約13時間(探索込み) |
| 最終評価 | 9/10 |
| 戦闘技 | 全30種類習得 |
| 難易度 | 後半は歯ごたえあり |
| 特に良かった点 | 戦闘・探索・マップ構成 |
| 気になった点 | 一瞬画面が停止することがある |
| クリア後 | 強くてニューゲームあり |
約5時間プレイした時点では、比較的遊びやすいソウルライクという印象でした。
しかし後半になると難易度が上がり、敵の攻撃パターンを理解して戦うことが重要になってきます。
それでも理不尽に感じることは少なく、繰り返し挑戦して敵の動きを覚える楽しさがありました。
なお、ストーリーについては細かい内容まで深く追っていないため、今回は物語そのものの評価よりも、戦闘や探索を中心に紹介します。
後半も戦闘と探索の面白さは最後まで続いた
後半のマップもショートカットや仕掛けが充実
前回の5時間レビューでも高く評価していた探索要素ですが、後半も変わらず楽しめました。
各エリアにはショートカットや仕掛けが用意されており、マップの作り込みがしっかりしています。
新しいルートを見つけたり、ショートカットを開通させたりする楽しさは、ソウルライクらしい部分です。
また、各地の敵から戦闘技を習得できる仕組みもあるため、寄り道する意味があります。
単にストーリーを進めるだけでなく、隅々まで探索したくなる構成になっていました。
後半は敵の攻撃を確実に回避する必要がある
戦闘の基本は最後まで変わりません。
敵の攻撃を回避し、隙を見つけて戦闘技を連続で叩き込む。紅炎攻撃が来たら、タイミングを合わせて積極的にパリィを狙います。
序盤は比較的強引に攻撃しても突破できる場面がありましたが、後半は敵の連続攻撃も増え、攻撃するタイミングを考える必要が出てきました。

ただし、回避の性能が比較的優秀なので、攻撃パターンを理解すれば対処しやすくなります。
このあたりのバランスが良く、難しくなっても戦闘が嫌になることはありませんでした。
後半のボスは10回以上リトライする場面も
前半のボスは多くても5回程度のリトライで突破できていましたが、後半では10回以上挑戦する場面もありました。
後半のボスほど攻撃パターンを理解し、確実に回避してから反撃することが重要になります。
ただ、何度か挑戦するうちに攻撃の避け方が分かってくるため、単純に装備やステータスで突破するのではなく、プレイヤー自身が上達する楽しさがありました。
特に印象に残った巨大な竜「ヴァウール」

1周目で特に印象に残っているのは、神殿で戦うことができる巨大な竜のボス「〈希望〉の賜物、ヴァウール」です。
今回遭遇した中では最も大きなボスで、見た目の迫力が印象的でした。
進行上は倒さずに先へ進めそうにも感じましたが、実際にスルーして確認したわけではないため、必須ボスかどうかは断定できません。
こうした強敵との戦闘もあり、後半に入ってからはボス戦の歯ごたえが増しています。
戦闘技は全30種類を習得|最終的によく使った技
1周目をクリアするまでに、戦闘技30種類をすべて習得できました。

序盤からさまざまな戦闘技を試してきましたが、最終的には発生が速く、別の攻撃につなげやすい技を中心に使用するようになりました。
特によく使った戦闘技は以下のとおりです。
| 戦闘技 | 主な使い方 |
|---|---|
| 二連刺し | 素早いコンボ攻撃の中心 |
| 本投げ | 二連刺しと交互につなげる |
| 霊剣の突進 | 敵との距離を一気に詰める |
| 天使召喚 | ボス戦前などに仲間を召喚する |
| 大剣連舞 | 敵の隙が大きいときの高火力攻撃 |
「二連刺し+本投げ」が特に使いやすかった
最も頻繁に使用したのは、二連刺しと本投げを交互につなげるコンボです。
どちらも扱いやすく、攻撃をスムーズにつなげられるため、通常戦闘からボス戦まで幅広く活躍しました。
敵との距離が離れている場合は「霊剣の突進」で接近し、攻撃できる状況を作ります。
終盤で入手した「大剣連舞」も強力で、敵の隙が大きいときには二連刺しから大剣連舞へつなげて大きなダメージを狙いました。
また、ボス戦前には「天使召喚」を使用することも多かったです。
火炎放射は強力だが、使用機会は少なめ
海外で強いと評価されていた「火炎放射」も試しました。
実際に強力な戦闘技だとは感じましたが、攻撃モーションが長いため、筆者の戦い方ではそれほど出番がありませんでした。
後半は連続攻撃を使う敵も増えるので、発生が速く、状況に合わせて動きやすい技の方が使いやすかったです。
また、序盤によく使用していた「回避突き」も、後半は使用頻度が減りました。
これは技が弱いということではなく、後半の敵や複数戦に合わせて、筆者自身の戦い方が変化したためです。
今回紹介したのはあくまで1周目で実際によく使った技であり、全30種類の性能を比較してランキング化したものではありません。
クリア時に装備していた巻物3種類
巻物は、戦闘技と組み合わせて戦い方を調整できる要素です。
1周目クリア時には、以下の3種類を装備していました。

| 巻物 | 効果 |
|---|---|
| 回避の巻物(集中力) | 敵の攻撃を回避すると集中力が回復 |
| 無慈悲な連撃の巻物 | 攻撃を連続させると与ダメージが増加 |
| 熟練武技の巻物 | 戦闘技を4連続で繰り出すと、最後の攻撃ダメージと崩しダメージが増加 |
筆者は敵の攻撃を回避しながら、戦闘技を連続でつなげる戦い方をしていたため、この3種類を使用していました。
特に「回避の巻物(集中力)」は、後半のボス戦で攻撃を回避する機会が増えたこともあり、使いやすく感じました。
ただし、巻物ごとの具体的なダメージ倍率や、どの組み合わせが最も強いのかについては、まだ十分に比較検証できていません。
気になっているのは「反撃の巻物」です。
戦闘技で敵の攻撃を回避すると、短時間の与ダメージが大きく増加する効果があり、「回避突き」などと組み合わせれば面白い構成になるかもしれません。
今後の2周目では、こうした巻物と戦闘技の組み合わせについても検証する予定です。
神を蘇らせるか破壊するか|ストーリーの選択要素
ストーリーでは、4体の神に対して「蘇らせる」か「破壊する」かを選択できます。
筆者は1周目で、4体すべてを蘇らせる選択をしました。
この選択によってストーリーの内容や展開が変わる可能性がありますが、現時点では別のパターンを確認していません。
例えば、4体すべてを破壊した場合や、蘇らせる神と破壊する神を分けた場合に、どのような変化があるのかは気になるところです。
2周目では異なる選択を試してみる予定なので、実際に違いが確認できれば別記事で紹介したいと思います。
強くてニューゲームあり|2周目にも追加要素がある
1周目をクリアすると、強くてニューゲーム(ニューゲームプラス)で再び最初からプレイできます。

ゲーム内の説明では、主な特徴として次の3つが挙げられています。
- 戦闘技と装備はそのまま保持
- 戦闘難易度の上昇
- 〈死〉の侵襲がランダム化
また、ニューゲームプラスには「血の泉」のメニューからいつでもアクセスできると案内されています。
実際に2周目を開始してみると、単に1周目を繰り返すだけではない変化が確認できました。
戦闘技と巻物を引き継げる
1周目で習得した戦闘技や、入手した巻物を引き継いでプレイできます。
ただし、筆者が確認した範囲では、戦闘技の強化レベルは初期状態に戻っていました。
そのため、1周目で使っていた技を最初から利用できる一方、技の強化は再び進める必要があります。
蔦や羽などの能力は最初から使える
ストーリー進行中に入手する、蔦や羽などを利用した能力は、2周目開始時点ですべて使用できる状態になっていました。
そのため、1周目では後半まで進まないと利用できなかった場所にも、早い段階からアクセスできる可能性があります。
探索の進め方が変わるのは面白い部分です。
ニューゲームプラスでは「〈死〉の侵襲」が発生

2周目では戦闘難易度が上昇するほか、「〈死〉の侵襲」という要素があります。
これは、神々の地の各所で堕落の怪物が襲ってくるイベントです。
ゲーム内の説明によると、侵襲はランダムに発生し、プレイするたびに変化する仕組みになっています。
侵襲に勝利するには、襲ってきた怪物をすべて倒す必要があります。
実際に2周目を進めてみると、ストーリー後半に登場するような強敵と道中で戦う場面もありました。
単に1周目を繰り返すだけではなく、こうした追加要素があるのは良いところです。
ただし、2周目はまだクリアしていないため、追加要素の全体像については今後のプレイで確認していきます。
6年以上かけて1人で開発されたソウルライク
今回、ゲームを最後まで遊んで改めて評価したいのが、個人開発作品としての完成度です。
公式Steamストアによると、『False Hero』はソウルライクやアドベンチャーゲームが好きな開発者が、6年以上かけて1人で制作した作品です。
アートやプログラム、音楽まで自ら手掛けたと説明されています。
実際にエンディングでも「ゲーム制作:Florian Holl」と表示されます。

もちろん、個人開発だからという理由だけでゲームを高く評価するわけではありません。
しかし、実際に最後までプレイすると、戦闘技を組み合わせる独自のアクション、作り込まれたマップ、歯ごたえのあるボス戦など、ゲーム全体の完成度の高さを感じました。
最新の大作ゲームと比べればグラフィックは粗く、機能面でもシンプルな部分があります。
それでも、ソウルライクというジャンルの面白さを理解し、自分なりの戦闘システムとして作り上げているところは高く評価したいです。
約13時間飽きずに遊べたこと自体が、この作品の完成度を表していると思います。
PC版の動作と日本語訳は最後までほぼ問題なし
PC版はビジュアル品質「高」でプレイしました。
約13時間のプレイを通じて、大きなFPS低下やクラッシュは発生していません。
日本語訳についても、大きな違和感はなく、ゲームを進めるうえで困ることはありませんでした。
ただし、前回の5時間レビューでも触れた、一瞬だけ画面が停止する現象は、その後も発生しています。
プレイを中断するほどの問題ではありませんでしたが、完全に安定していたわけではないので、この点は引き続き気になりました。
総合評価は9/10|最後まで楽しめる良作ソウルライク
『False Hero』の最終評価は、5時間レビューから変わらず9/10です。
特に良かったのは、戦闘技を組み合わせるアクションと、探索そのものが成長につながるマップ構成です。
後半になると難易度が上がりますが、敵の動きを覚えて攻撃を回避し、自分なりのコンボを叩き込む面白さは最後まで続きました。
約13時間というクリア時間も個人的にはちょうどよく、約2,500円という価格に対して十分な満足感があります。
一方で、グラフィックは好みが分かれそうです。また、時折発生する一瞬の画面停止も気になる点として残りました。
それでも、ソウルライクが好きで、特にアクションやコンボを重視する人にはおすすめしたい作品です。
ステータス振りや装備厳選よりも、敵の攻撃を覚え、戦闘技を組み合わせて戦うことに楽しさを感じる人には、かなり相性が良いと思います。
さらに、6年以上かけて1人でここまでのゲームを作り上げたという点も、個人的には高く評価したい部分です。
まとめ|1周目クリア後も戦闘技と巻物の検証を続けたい
『False Hero』を探索込みで約13時間プレイし、1周目をクリアしました。
前半から面白かった戦闘と探索は最後まで楽しめ、後半にはさらに歯ごたえのあるボス戦も待っています。
また、全30種類の戦闘技を習得できたので、今後はそれぞれの使いやすさや、巻物との組み合わせについても詳しく試してみたいところです。
強くてニューゲームでは戦闘技や巻物を引き継ぐことができ、〈死〉の侵襲といった追加要素もあるため、2周目を遊ぶ楽しみもあります。
筆者は次の周回で神に対する選択を変えつつ、戦闘技や巻物の検証を続ける予定です。
戦闘アクションが好きな人なら、ぜひ一度チェックしてみてほしい作品です。
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